天然の旅情

師走の上方散歩であります。



ここは中之島。建設中の大阪フェスティバルホールが姿を見せはじめました。

大阪駅の新しい大屋根です。最近大阪は高層の建物が多く、密集している
ので見上げる街になっています。特に大阪駅周辺はその様相を大きく変えて
います。東京駅は開業当時の丸屋根を復元しているのと好対照。市長も含め
進取を選らぶ土地柄なのでしょうかね（微笑）



さて、京都です。今出川通りを同志社大学の横を東へ歩き、出町柳まで…
左の鴨川、右の高野川が合流する場所です。



可愛い叡山電鉄に乗り換えて。。。



ワンマン電車に３０分揺られて、お目当ての鞍馬に着きました。



鞍馬天狗のお迎えです。デカイです（笑）那須の北温泉に比べてもやはり
全国区、堂々としております。



先ずは仁王門をくぐり、俗界から浄域へおそるおそる足を踏み入れます。



霊験あらたかな鞍馬のお山、修行の気持ちで登ります。結構、急な感じ
です。生憎ケーブルカーが点検の為運休ということで九十九折参道に挑戦です。



火祭りで有名だという由岐神社を過ぎ、参道を右へ左へ登ります。



この所、縁のある龍の水口…気にしてみると其々に表情があり、なかなか
楽しいです。



３・４０分のゆっくりしたハイキングで本殿に到着です。荘厳な本殿が青空
に映えています。



赤い欄干の先が比叡山、延暦寺があるお山です。



更に奥の院を目指します。岩盤が固く。地下に根を張れない杉の根が見事に
文様を描いています。牛若丸が兵法の稽古をしたところといわれています。



義経の背比べ石です。奥州に下る牛若丸が名残を惜しんで背丈を比べた
そうです。小兵と聞いていましたが、ホントに小さいですね（微笑）



ピークを過ぎて下りの始まりです。木の根道が終わると急な下り坂、
階段が続きます。手すりがないと結構大変、ヒールを履いた女性が１人
恐々足を運んでます。「それじゃ大変でしょう？」と追い越しながら声を
掛けると「はい、舐めてました。。。」と…頑張って下さい。



昼を回ったので、山ラーです。もう少しで貴船が見えてきます。



さて、貴船神社です。



朱塗りの灯篭の規則性が好きであります。安定したリズムで登っていく
灯りを見てみたいものです。



貴船神社は縁結びの神様、女性の姿がチラホラと…気温は霰が降る
ぐらいの寒さですが、恋に焦がれる女性は一途であります。



ここは水に浮かべると文字が出てくる占いが有名…今年の残りの運勢は
小吉でした。調子に乗らず、励むことにします。（微笑）



もう一つ、貴船は川床で有名ですね♪夏は川の上に床を張り、涼を楽しむ
都の雅人が現世の天国として創りあげた文化です。ちと贅沢ですが、夏は
素晴らしい体験が出来ます。



シーズンになると川が床で覆われます。冬は訪れる人もまばらです。



さて、四条に戻ってきました。



白川通りをブラブラ歩いていると。。。



紅葉が一本、残っていました。



四条大橋からの鴨川の眺めは何度来ても旅情を誘います。



あっという間に夕方近くになっています（笑）



観光客が投げる餌に鳶が群がります。冬の京都…やはりシバレマス（微笑）
湯豆腐でもと逝きたい所ですが、帰らねばなりません。次回何時来れるか？
分かりませんが、四季折々、京都はいいですね～



今回、何故鞍馬いったかというと…このカード型のパウチになったお守りが
欲しかったのです。なかなかこういうのはないと思うのですが。。。いかが
でしょうか（微笑）

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